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電車の上に足場!?鉄道土木工事の施工管理夜勤に密着2!

神奈川県を中心に、建設業の鉄道工事を行っている小滝建設工業です!
私たちの仕事は、毎日たくさんの人々が利用する「電車」を安全に走らせること。そしてお客さまが安心・快適に電車を利用した移動ができるよう、様々な設備をメンテナンスし、整備することです。

大きな重機も動かす土木の工事が多いですが、「建設業」と言っても鉄道土木は少々特殊です。

一つ一つの工事には、
実際に施工をする「技術者(職人さん)」の他に、
工事の計画を立て、現場で作業する人、そしてプロセスや品質を管理する「施工管理者」がいます。

小滝建設工業は施工そのものも行いますが、元請会社との工事計画から担当するプロジェクト全体を管理する仕事がメインです。活躍している先輩が何人もいます!

人材育成のため新卒/中途採用も積極的に行っており、定時制高校や、通信制高校の就職面接も歓迎しています。

しかし、鉄道工事の主戦場は終電後の深夜。
たまにニュースなどでも大プロジェクトの一部始終が取り上げられることもあり、見たことがある方もいるかも知れませんが、
普通に生活していると鉄道工事の裏側を垣間見るチャンスもあまり無いと思います。

ですので「鉄道工事の内側を知りたい」という方のために、
今回も社長にアテンドしてもらい取材班が現場を見学してきました!

ブログ編集部の取材班では2回目の夜勤現場の訪問です!現場に着くたびに緊張が高まります!(笑)

これから就職を志す高校生や、建設業に就職・転職を目指す方々には、ぜひご覧いただきたい記事となっています。

鉄道土木工事の施工管理夜勤に密着!
駅ホームの跨線橋のメンテナンス工事

今回の現場は、駅の構内でホームとホームを繋ぐ跨線橋のメンテナンス工事です。
「跨線橋とは、人々が電車に乗る際、または降りてから、乗り換えや駅の外に出るために、歩く通路として使用するものです。」

自分自身が電車を利用するときにはあまり意識していませんが、ホームから階段を登っていくと、そこは線路の上を歩いていることになるのですね。
線路の上をまたいで、ホームの屋根の上を通して掛けられている通路は、確かに「橋」ですね!

一般の建物と同じで、駅構内はこのような設備も含め、定期的な点検やメンテナンスが施されています。全てはお客さまに安全にご利用いただくため。
特に、跨線橋の真下は線路が通っていますし、橋のすぐ直下には沢山の高圧電線も通っています。
「日頃から電車の運行に支障が出ないように営繕されているのですね。」

日本は全国各地に電車の線路が張り巡らされ、一つ一つ立派な駅が建てられていますが、こうして何人もの管理者や技術者の方々が交通機関を守ってくれているんですね。 正確に時間通りに到着して精度も高く、それでいて便利なだけでなく、日本の設備は駅構内も電車内もかなりキレイに保たれています。

現場に連れてきてもらう度に、何気ない日常を支えてくださる人々に感謝がこみ上げてきます!

鉄道土木工事の施工管理夜勤に密着!
この足場…いったいどうやって組むの!?

さて、実はこの跨線橋のメンテナンス工事は、修繕そのものの作業もさることながら、そのための「足場の組み立て、設置」の難易度が非常に高いのです!

(↑こちらは上がっていくための階段)

(↑こちらが跨線橋の周りに掛けられた作業用足場)

通常の足場の組み立ては、フラットな地面からスタートし、徐々に上に階層をつくる形で比較的安定した状態で組み立てていくことができますよね。

しかし…
ここは写真を見てもわかるように、列車を通さなければならないため地上から設置することができない場所です。

実際の修繕作業以上に、こうした安全な設備をつくることのほうが、時間だけでなく知恵と経験が求められるのです!

「今回のこの工事は、計画から着手まで約半年の期間を要したそうです。」

「着工には計画の審査と労働基準監督署からの許可が必要で、耐久性や強度を事前調査し「安全性」が認められてからとなります。」(尚、許可が降りるまでに1ヶ月ぐらいは日数が掛かるそうです…!)

「さらに、どのような足場を掛けていくかは、「安全作業」も重視されます。」

この日、取材班の私たちが現場に到着したのは深夜1:00頃でしたが、修繕作業が始まったのはもう少し後からです。その後、およそ3:30には撤収まで完了させねばなりません!

なぜ”安全作業”が重視されるかがわかります!!

鉄道土木工事の施工管理夜勤に密着!
現場の様子を見てみよう!

材料の到着〜運び出し

今日の作業で使用するベニヤが積み込まれた、会社のトラックが現場に到着しています!
こうした材料は、昼間のうちに加工しておきます。

積み込む量も、職長の判断で決めています。これまでの経験で、「今日は順調にいけばこれくらい進められるだろう」という予測を立て、会社から運搬してきます。

ですので、夜勤も多い鉄道工事の仕事ですが、日中には作業までの事前準備を進めているのですね!

技術者の方々が集まり、朝礼がスタート!

軌陸高所作業車と軌陸トラックが線路に停まっています!
この仕事でなければ見れない光景です!(笑)

取材班はまだこの時、これから何が始まるのか想像もついていませんでした…。

業務の邪魔にならないよう遠くから、職人さんたちの朝礼を見守っておりました!
年齢が比較的若い方も多く、テキパキ打ち合わせが進んでいきます。

今日の作業目標や、KYT活動と言われる「危険予知」のアナウンス、最後にこれから線路内に入るという全員での合図があります。

電車は公共の交通機関であり、ホーム上の機器やトロリー線など重要な諸設備があることから工事の際のこうしたルールが細かく設けられています。

高所作業車が動き出す!

跨線橋に設置された足場の上での作業のため、一人ずつ高所作業車に乗り込んで作業場所に上がっていきます。

ちなみにこの時、頭上の電線は電気が止まっていることを確認してから作業開始しています!これらも鉄道会社が定めるルールがありますので、徹底して準拠して進めていきます。

高所作業車 → ホームの屋根の上 → 足場の中に入っていく様子です。

この○で囲んでいる部分が、跨線橋とその両脇に設けられた足場です!

道具や使う材料も運んでいきます!

足元の天板となるベニヤを設置

この日は、足場の天板となるベニヤ板を設置する作業が行われていました。

足場の内側はこのような状態です! 中から見ると、まるで忍者のようです!

これらの足場は、修繕作業後には撤去されますが、
設置〜解体〜撤去作業まで含めると、なんと足場だけで施工期間の半分もの時間がかかっているのだそうです!!

安全に作業ができる作業足場が整えば、これ以降の工事は日中にも進められるため、進捗は早いのだそうです。」

作業が進んでいく脇で、社長は次の打ち合わせ!

取材中も社長の小滝は元請け会社の担当者の方と、次の打ち合わせを進めていました!

また、今回の工事の計画や、様々な申請も小滝が主体となって進めています。

今年度もまだ複数の跨線橋の工事があるそうで、鉄道土木工事の重要性を感じます。

電車は路線によって終電時間が異なります。また駅の構造も同じものは2つとしてありません。その都度、過去の経験と実績から、適切な方法を提案していきます。

鉄道土木工事の施工管理夜勤に密着!
建設業の土木工事の中でもやりがいは大きい!

多くの人々が利用する電車。
それを支えるこの鉄道土木工事の魅力や、この業界で働く人々の魅力をもっと若い世代に伝えていくことが大切だと感じています。

創業50年を迎えた小滝建設工業では、社員への福利厚生が充実しているだけでなく、社屋も一新しキレイで使いやすい環境が整っています。
学校を卒業して、または転職で遠方から神奈川県の弊社に就職される方には、住まいのご相談にものります。

また、歴史はあっても、考え方は柔軟でいよう!という意識が社長を筆頭に社内に広がり、採用活動に関しても、求職者目線で様々な取り組みを行っています。

「鉄道に関わる仕事がしたい」
「鉄道工事って面白そう!」

という方は、ぜひお気軽に小滝建設工業までお問合せください!

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