神奈川県川崎市を拠点に、首都圏の鉄道工事を主に手掛けている小滝建設工業です。
今回は小滝建設のスーパー型枠工&多能工である齊藤がインタビューに応えてくれました!
入社までの経緯、今のお仕事のこと、そして後輩への指導や期待することなどについて忖度なしの本音トークです!
長年型枠工として腕を鍛えた齊藤が、鉄道土木の会社に入って何を感じたのか。
毎日の現場経験があるからこそ語ることができるリアルな話は、
・これから建設業に就職や転職を考えている方
・土木工事の経験・スキルを広げたい方
・一人親方から再就職したい方!
にとって参考になる部分がいっぱいあるはずです。
最後までご覧くださいませ!
▽動画で見たい方はこちら▽特にこのような方に読んでいただきたい!
鉄道のメンテナンス工事は、いわば人々の移動手段を安全に守る仕事です。
そのため通年を通して安定的に仕事があり、今後も間違いなく求められていく仕事です。
土木工事業界では、
「年功序列でなかなかキャリアアップするにも、上のポジションが空かない!」
という問題がまだまだ沢山あるようです。
そのように、確実に実力は付けてきたのに、全然評価してもらえない!(泣)
という土木工事の方がいらっしゃいましたら、ぜひこの記事をご覧いただきたい、そしてぜひ気軽に一度お話させていただきたいと考えています!
型枠工から鉄道土木へ
【1】一人親方の型枠工から転身!不安よりも好奇心でいっぱいだった
小滝建設工業へ入社したのは13年前、私が47歳の時になります。それまではずっと型枠の仕事をしていました。
私が建設業の道に入ったのは19歳の時ですが、しばらく型枠工として経験を積んだのちに30歳で一人親方として独立しました。
独立してしばらくは工務店から受注した仕事がコンスタントにあったのですが、それからだんだんと目に見えて受注が減ってきたのです。 このままではまずいなと思い、どこかの会社に就職することを考えてハローワークに行ったところ、たまたま小滝建設工業の存在を知りました。
自分のこれまでの経験が型枠工事だったので、鉄道土木工事の世界で通用するのかどうかという不安もありましたが、普通の土木工事会社ではなく“鉄道土木”の会社だったので、 「何やらスケールが大きいぞ、面白そうだな」と思い、好奇心に胸を膨らませて小滝建設工業の門を叩きました。
幸いにも自分のキャリアを買ってくださって、晴れてセカンドキャリアをスタートできたのです。
今、インボイス制度なども間近に迫っていますので、同じように悩んでいる一人親方などは相談してみてはいかがかなと思いますね!
型枠工から鉄道土木へ
【2】一般の「土木工事」とは何が違う?
入社してから、これまで経験してきた仕事との違いにびっくりした部分もありましたが、逆に「あまり変わらないな」と思った部分も多々ありました。
特に徹底したルール管理に関しては、さすが鉄道土木だなと感じました。 それもそのはず、鉄道の路線内で何か問題があれば、その影響は広範囲に渡ってしまうからです。
例えば線路内に工具を忘れてしまうと電車の走行に支障をきたし、大勢の方々に迷惑をかけてしまいます。そのようなことのないように、現場に行く前には所持品リストを作成するのですが、撤収する際にはそれらが全て揃っているかを必ず確認します。
また、場合によっては全員で探します。
このように、安全管理を徹底しなければ現場に入れませんし、そこは一般の土木工事以上にシビアだと思います。
夜勤が多い=稼ぎたい人にも向いている!
また、夜勤が多いことも、鉄道土木ならではですね。
ちなみに夜勤が多いということは、その分給料で還元されます。小滝建設工業では、もちろん賃金や出勤の適切な管理がされていますので、頑張って働いて稼ぎたい!という意欲のある方にはかなり向いている職場だと思いますよ。
―――日中は電車が稼働しているので必然的に夜間工事が多くなってしまうのですが、照明があるとはいえ慎重にやる必要があります。
どのような作業でも、「こんな感じでいいだろう」と適当にやっていたら、いつか大事故に繋がってしまいますので、ルールはきちっと守り、曖昧さやいい加減さをなくしていくことが鉄道土木業界の基本姿勢なのだと思っています。
夜勤に関しては最初は慣れないかもしれませんが、無理なく少しずつ夜勤を入れてくれますので、慣れるまでの体の負担はそれほど心配しなくて良いと思います。 また、仮眠室やシャワールームも完備されていますので、夜勤でも快適に過ごせます。
一方、建設工事全般に共通するところは鉄道土木も変わりません。同じです。 私が型枠工だった頃に携わっていた現場は、大規模なマンションがほとんどで、その頃から土木工事の方々とも一緒に仕事をしていましたので、土木工事の基本的なことはわかっているつもりです。
私もいますし、キャリアアップを目指したい人は、気軽に相談してみてほしいですね! 面白いと思いますよ!
型枠工から鉄道土木へ
【3】広がった建設業のキャリア、経験できたこと
小滝建設工業は、とにかく手掛ける仕事の幅が広いです。
型枠や鉄筋もやりますし、当然重機もバンバン使います。 自分は鉄道工事会社に型枠工のスキルを持って入社したわけですが、蓋を開けてみたらあれもこれも頼まれて今ではすっかり多能工状態です。(笑)だから面白い!
いろいろとやらせてもらえるのは本当にありがたいことで、好奇心旺盛な人にとっては最高の環境だと思いますね。
建設業は基本的に専門工事の集まりですので、工事の最初から最後までを見ることがありません。 手掛ける工事が断片的になり、竣工した時の達成感というものは正直あまりないかと思います。
しかし、小滝建設工業での仕事は、一式でできることも多く、完成を見られるというのはやっぱり達成感が違います!
鉄道土木といっても、確かに線路内での工事は多いものの、例えばこのような高架下につくる物件の工事などもあります。プロジェクトのバリエーションは非常に富んでいますので楽しいですね!
型枠工から鉄道土木へ
【4】先輩!齊藤さんが大切にしていること
シンプルですが、やるべきことはやる、ということです。
鉄道土木の世界は公共性も高く、計画・仕様がきっちり決まっています。こういう形にしなければならない、あるいはこの寸法でなくてはならないなど細かく規定されているので、その図面通りにつくっていきます。
常に求められている精度に対して、最善の最適解を持っているようにしています。 それが職人の醍醐味なのでしょうね!
自分は几帳面な性格とは言えないかもしれませんが、長年の経験で「職人の仕事」は身に付いていますので。仕事に対しては細部まで細かく向き合っています。
鉄道土木工事の心構えとは?
意外かもしれませんが、建築工事よりも土木工事の方が仕上がりの精度を求められることは多いのです。 その点では、技術職の私の視点で心構えと強いていうならば「作業の繊細さ」でしょうか。
建築プロジェクトでの土木工事は、最終的に土木の部分は建築物の下に隠れてしまいますが、鉄道土木の場合は土木の部分が最終的な仕上がりになることも多々あります。 ですから、施工後の検査も厳しかったりします。
型枠の幅などもきっちりとミリ単位で合っているかどうかが検査されますので、こちらとしても慎重に作業をしています。
土木というと大きな構造体を、重機を使って仕上げていくようなイメージがあるかもしれませんが、鉄道土木は手作業が中心の繊細な仕事です。時に細かい要求がきても、それに根気強く付き合える粘り強さを一緒に磨いていけると…カッコイイですね!
―――…あ!それからもう一つ。 これだけ重要な仕事を私たちに任せていただいているわけですが、そのため「チームワーク」の意識は大切だと思います。
自社だけでなく、他職種の協力してくださる職人さんたちも含めて「小滝建設工業」が成り立っていますが、お客さまの立場に立てば、こんなにも重要な工事はやはり本当に信頼できる会社に頼みたいはずです。
その信頼は、全員で守っていくべきものですから。きっと、仕事や言葉の端々で、それを自然に感じ取れると思います。
その意味での「チームワーク」。
これは、どの業種どの会社でも、同じですかね!
齊藤さんの、後輩への指導とは?
まずは、もちろん安全管理ですね。
技術の習得はそれからです。
自分の身の安全が何よりも大事ですから。
毎日の全体朝礼で「KY活動(危険予知活動)」を行ってから現場に出ます。
具体的には業務を始める前に「どんな危険が潜んでいるか」を現場で話し合い、「これは危ない」という危険のポイントについてアナウンスがあったり、全員で注意喚起を呼びかけます。
そして、対策を決め、行動目標や指差し呼称項目を設定し、一人ひとりが指差し呼称で安全衛生を先取りしながら業務を進めるというものです。
思い込みや過信で、「つい」「うっかり」安全対策を怠ってしまうことがやはり事故に繋がっていきます。
これらは慣れとともに多くなってくるので、安全対策はいつでも初心に立ち返って妥協せずに行うように指導しています。
技術職でも、施工管理を志望でも、私と一緒に現場を回ることが沢山あると思います。
「これをやってみたい!」と申し出があれば喜んで何でも教えます。
今は若い世代の考え方や仕事に対する向き合い方も多様なので、会社としてもその人その人に合った指導を心がけています。私も凝り固まった考えではなく、柔軟に若い人々の意見やアイディアを受け止めていきたいと思っています。
型枠工から鉄道土木へ
【5】ずばり、小滝社長はどんな人!?
小滝建設工業の業務の幅の広さは、小滝社長のチャレンジ精神、そして人柄そのものです。(笑)とにかく社長が何でもやろう、やってあげたい!という人なので、どんどん会社でできることが増えていきます。
これまでに何人もの建設業の社長を見てきましたが、なかなかいないタイプだと思いますよ!非常にエネルギッシュな人です。
社員にもそのDNAは受け継がれていると感じます。初めてのことも前向きにトライしていく姿勢です。
「現状維持」というスタンスもあると思いますが、この会社のようにその逆はとても刺激的で、それでいて堅い仕事ですので締めるところは締めるという。メリハリがありますね!
そして、社長は誰よりも現場に出ているかもしれません。
小滝建設工業では常時、10件以上の現場があるのですが、きっと社長はあちこちの現場を回られているので、なかなか会えないことも多いのです。
もう一つ、 会社にありとあらゆる機材や、工具が充実しているのは、社長が機械好きなのです…(笑)
好きだから倉庫がいつもいっぱいで、メカ好きにはたまらないかもしれません。こちらとしては、ありがたい限りです。(笑)
型枠工から鉄道土木へ
【6】鉄道土木を目指す人へのメッセージ
鉄道土木は従うべきルールや決まりが沢山ありますが、逆の見方をするとそれだけ全員が徹底しているので「安全」ということもできます。
研修と実践で、先輩と一緒に一つずつ覚えていけるので、安心してください。
この仕事で、自分の仕事で、毎日の人々の交通を安全・快適に保っていると考えると誇らしいです。責任感も伴いますが、非常にやりがいのある仕事だと思います。
建設業での初めての就職も、業界経験者の転職でも!
一緒にチャレンジしていきましょう!
鉄道土木の施工管理者、技術者にチャレンジしたい方を募集しています!
小滝建設工業では、積極的に採用活動を行っています!
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